住むりえ広島市・廿日市市で注文住宅のご相談は住むりえ

「○○帖」数字だけでは分からないこと
「○○帖」数字だけでは分からないこと
2023.08.11

家の広さを判断する時、

基準となるのは 「○○帖」などの数字ですが、

家づくりでは、

数字だけでは判断しきれないことが多々あります。

 

例えば、部屋の広さ。

仮に、同じ16帖というLDKが存在しても、

見る家によっては、すごく狭く感じることもあれば、

逆に、広く感じることもあった経験はありませんか?

 

では、なんとなくそう感じた原因について

今回はお話していきたいと思います。

 

こんにちは。

住研社の岡崎です。

 

この説明をするにあたって、

対比となる2つのLDKの写真があれば

分かりやすいのですが、

(狭く感じる家と広く感じる家)

勝手に写真を使うのは失礼なので、

頑張って言葉だけでお伝えしていきますね。

頭でイメージを膨らませながら

ついてきてください!

 

なぜか狭く感じる理由

 

まず1つ目の理由が

「ドアと天井の間に壁があるから」です。

 

「通常ドア」と「ハイドア」建具の比較

 

この写真の右側がそうです。

この壁のことを「垂れ壁」と呼ぶのですが、

なぜこの壁があると狭く感じてしまうのかと言うと、

視線がその壁によって止まるからです。

 

左の写真であれば、

天井がずっと奥の方まで続いているように見えるのに対し、

右の写真は、ここで一旦縁が切られてしまいますからね。

 

また、視線が止まるだけじゃなく、

右と左の写真では、

天井の明るさに違いがあるのがお分かりいただけると思います。

 

つまり、垂れ壁があることによって視線が止まり

「抜け感」が出ないことに加え、

天井付近が薄暗くなり、

天井が妙に低く感じてしまうというわけですね。

 

そして、2つ目の理由が

「窓と天井の間にも壁があるから」です。

この窓とは、

外に出られる床まである大きな窓のことですね。

これも先程のドアと同じで、

出来た「垂れ壁」によって視線が遮られ

「抜け感」が消滅する原因となります。

 

また、室内に入ってくる光量も減るし、

かつ、天井付近にも光が届きにくくなり、

薄暗い天井が圧迫感を出してしまうというわけですね。

 

3つ目の理由は「カーテンが開けられないから」です。

これが狭苦しさを感じさせる最も大きな理由となります。

 

カーテンが閉まったままの状態は、

そこに壁があるとまではいかなくても、

外の景色や空を見ることが出来ませんからね。

カーテンによって室内への採光を

さらに減らしてしまうわけですしね。

 

「ハイサッシ」を使用したLDK

 

そりゃあ、

この写真のように天井までドアや窓があり、

かつカーテンがいらない家と、

垂れ壁だらけで、かつカーテンだらけの家では、

数字上は同じ広さだったとしても、

体感的には大きな差が生じても

おかしくないというわけですね。

 

天井を高くする意味

 

開放感を出すために

天井を高くしたいと多くの方がおっしゃいます。

もちろん、

天井を高くすれば幾分開放感は生まれると思います。

 

しかし、

ドアや窓の高さが低いまま天井だけを高くしたら、

なおのこと天井付近が暗くなるし、

その上、

その窓のカーテンが閉まったままだとしたら、

全く開放感が出ないのが現実です。

 

ゆえ、天井だけを高くするだけでは、

それほど意味がないということを

まずは知っておいていただけたらと思います。

それよりも「垂れ壁」と「カーテン」を

なくすことが出来る間取りづくりの方が、

遥かに明るさと開放感を出してくれることは

間違いありませんから。

ぜひ、ご参考に・・・。

 

広島市、廿日市市で注文住宅をご検討の方は、

私たち住研社にご相談ください。

 

【この記事以前の投稿】

 

暮らしやすさをデザインする「シンプルノート.2」 2023.07.27

 

豊かな日常をつくる「シンプルノート.1」2023.07.20

 

使い勝手 VS 見た目(キッチン周り) 2023.07.13

 

 

SIMPLE NOTEページへリンク_2

 

Pitarie_ピタリエへリンク_banar_1

 

住むりえ不動産情報専門サイトへリンク

▲ 土地探しは、住研社グループの不動産情報専門サイトで!▲