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これからの住宅ローン選び
これからの住宅ローン選びbanaer
2024.02.10

歯止めが効かないインフレを抑えるために、

とんでもないスピードで利上げを実行し

金融引き締めを実行しているアメリカは、

住宅ローン金利が7%超に到達したと

日経ニュースで報じられていました。

 

参照※ 米住宅ローン金利、21年ぶり高水準

2023年8月18日 6:31 (2023年8月18日 7:33更新)

 

他方、物価は着々と上がっている中、

利上げになかなか踏み込めず、

住宅ローン金利もほぼ変わっていない日本は、

今後どのような流れになるのでしょうか。

 

こんにちは。

住研社の岡崎です。

 

というわけで今回は、

これから家を建てる方に

住宅ローンの選び方について

お伝えしていきたいと思います。

 

あくまで現状の世界情勢を踏まえた上での

個人的な予測と見解であり、

そうなるかどうかは分からないので、

一つの意見として

頭の片隅に置いていただければと思います。

 

世界に逆行する日本

 

長期金利上昇イメージ

 

冒頭でもお伝えしたように

急ピッチで利上げを進めつつ

金融引き締めを実行しているアメリカとは裏腹に、

日本は長期金利の上限の引き上げはしたものの、

依然金融緩和政策の継続は変わらず、

金利はほぼ上がっていないのですが、

とはいえ、アメリカが利上げをすれば、

したくなくても新興国は

利上げをせざるを得なくなること、

ヨーロッパの中央銀行も、

加速するインフレを止めるために

さらに利上げしそうなこと、

日本同様にマイナス金利を適用してきたスイスも

大幅な利上げをしたことなどを踏まえると、

おそらく今後日本にも利上げの圧力がかかってくる

と考えておいた方がいいんじゃないか、

というのが個人的な予測です。

 

たとえ、利上げという選択が

正しい選択ではなかったとしても、です。

 

ゆえ、個人的には、

これから家を建てようとお考えの方は、

「全期間固定金利」を選んでおいた方が

いいのではないかと思っています。

 

理由は、利上げをする可能性が高まれば、

変動金利よりも固定金利の方が

先に金利が上がることになるから。

 

つまり、金利が上がりだしてから

固定金利に切り替えたのでは

「時すでに遅し」だからです。

 

また、変動金利は上がり出すと

固定金利を超えた金利まで上がるリスクをも

秘めているからです。

 

全期間固定金利の注意点

 

全期間固定金利イメージ

 

とはいえ、全期間固定金利は

変動金利に比べて金利が高い分、

同じ返済額で試算する場合、

借り入れ可能額が減ってしまうので、

自ずと家づくりの予算も減ってしまいます。

 

例えば、

毎月の返済額を8万円に設定した場合、

変動金利だと借り入れ可能額は

3029万円ですが(金利0.6%で試算)、

固定金利を選択すると

借り入れ可能額は

2655万円まで減ってしまうため、

(金利1.4%で試算)

単純に374万円家づくりにかける予算を

減らさなければいけなくなります。

 

かつ、全期間固定金利を選ぶ場合、

融資手数料という銀行に支払う経費が

余分にかかってしまうため、

さらに26.55万円〜53.1万円

家や土地にかけられる予算が

減ってしまうことになります。

 

ゆえ、その目減りした分、

家や土地にかける予算を落とすか、

あるいは貯金や親からの資金援助で

まかなわなければいけません。

 

また、家を建てるにあたって

全く自己資金がない人に至っては、

返済額を上げるという選択肢は

かなりキツイと思うので、

実家に土地があるのであれば、

絶対にそこに家を建てた方がいいと思います。

 

かつ、返済年数を40年にし、

毎月の返済負担を落としつつ、

その浮いた資金を「つみたてNISA」にて

積み立てしていくことをオススメします。

 

というわけで、

たとえ景気が良くなってなかったとしても、

近い将来、けっこう高い可能性で

日本も金利が上がるような気がするので、

それも踏まえた上で、

住宅ローン選びと家づくりの計画を

していただけたらと思います。

 

広島市、廿日市市で注文住宅をご検討の方は、

私たち住研社にご相談ください。

 

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