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住宅ローン40年返済という選択
40年返済という選択
2023.03.09

人生100年時代に突入したと

巷で言われているからなのか、

長寿化に伴って退職年齢が延びていくからなのか、

家の価格が上がっていっているからなのか、

住宅ローン返済の最長年数が35年から40年へと

移行しつつあります。

 

もちろん、住宅ローンは借金なので、

むやみやたらに期間を延ばすよりも、

早く返済したほうがいいという意見の方が

圧倒的に多いかと思いますが、

個人的には返済年数が延びたのなら、

借入金額さえ上がらなければ最長の40年返済を

選択してもよいのではないかと

思っています。

 

というわけで今回は、その理由について

お伝えしていきたいと思います。

 

こんにちは。

住研社の岡崎です。

 

理由1:保険期間が延びるから

 

住宅ローン金利の中には、

団体信用生命保険という

掛け捨ての生命保険料が含まれているのですが、

この保険があることによって

債務者にもしものことがあった時に

借金が無くなるというメリットがあります。

 

ゆえに、住宅ローンを借りた時点で、

これまで掛けていた

掛け捨ての生命保険があるとしたら、

それは解約したら良いと思うし、

住宅ローンにはせっかく死亡保障がついているので

そんなに焦って借金返済をして

無理にその保証を無くす必要もないのではと

思っています。

 

保険の見直しイメージ

 

というわけで、最長の40年で借りて、

繰り上げ返済をせず、

保証を長く継続してもらうことが

メリットだと思っている次第です。

 

理由2:金利圧縮よりも資産運用

 

そして、もう一つの理由がこれです。

返済年数を短くしたり、

繰り上げ返済をすることによって、

たかだか1%前後の金利を

目くじらを立てて圧縮するよりも、

返済期間を延ばすことで浮いたお金を

これから40年間「積立投資」に回す方が

はるかに手元にお金が残るからです。

 

NISAのイメージ

 

過去のデータを見ても平均で年率10%ぐらい

お金が増えていっているし、

保守的に6%で見積もったとしても、

金利を圧縮するよりも7倍ぐらい

お金が増える計算になります。

 

では、簡単に試算してみましょう。

仮に住宅ローンを3000万円、

金利1.4%(全期間固定金利)で借りるとして、

返済を35年にした場合と40年にした場合とでは

総支払利息が40年の方が

1,231,866円多くなります。

毎月の返済額は、

返済期間を5年延ばしたことによって

8,732円お金が浮いてくることになります。

 

この浮いたお金を今後40年間

ずっと毎月積み立てしていくことにします。

 

そして、このお金が年間で6%ずつ

増え続けていくと仮定すると、

40年後の元本、4,191,360円は

(8,732円×12か月かける40年=4,191,360円)

12,486,355円となるため、

合計で8,294,995円もお金が増えることになります。

(元本が3倍になっています)

 

先程お伝えしたように

返済期間を5年延ばすことによって

約123万円の利息が増えようとも、

浮いたお金で約830万円お金が増やせるとしたら

こちらの方が絶対にいいですよね。

 

ということで、

個人的には返済期間を長くしてもいいし、

繰り上げ返済も必要ないのではと

思っている次第です。

 

しかし、経済合理性は理解できても、

どうしても感覚的に投資に抵抗があるとしたら、

少しでも返済期間を短くし、

少しでも借入金を減らし、

繰り上げ返済したほうが良いかと思います。

 

銀行の預金金利は0.001%なので

そこにお金を置いておくよりは、

1%の金利を圧縮したほうが

絶対にいいわけですから。

 

というわけで、

これから家づくりを検討される方は、

こんな考え方があるということも

知っておいてもらえたらと思います。

 

広島市、廿日市市で注文住宅をご検討の方は、

私たち住研社にご相談ください。

 

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