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家づくりの進化すべき常識の概念
家づくりの進化すべき常識の概念
2023.09.04

現在当たり前とされていることは、

歴史を遡るとその成り立ちがよく分かるし、

同時にその当たり前を

未だ採用する理由がないこともよく分かります。

 

例えば、『貯金』という文化は、

一説によると太平洋戦争の時に浸透したと言われています。

理由は、戦争中は戦争のための資金を外国から集めることが出来ないため、

国民から調達するしか選択肢がなかったからです。

 

そして、その手段として

当時国営だった郵便局への貯金が奨励されたようなのですが、

これ以降、金利が高い郵便局にお金を預けておきさえすれば、

放っておいてもお金が増えたため銀行への貯金が当たり前化し、

今なお、貯金一択の考え方が浸透しているというわけですね。

今や、貯金しても全く増えないにもかかわらずです。

 

こんにちは。

住研社の岡崎です。

 

では続いて、家づくりの歴史を少し遡りつつ、

それをもとにこれからの家づくりについて

意見を述べていきたいと思います。

 

国民所得倍増計画

 

岸田政権が「令和版」と称して打ち出しているし、

社会の授業で習ったのでご存知だとは思いますが、

高度成長期の真只中、

当時の内閣が打ち出した政策が国民所得倍増計画ですが、

この時住宅の需要が一気に膨れ上がりました。

 

そして、国民の多くが家を持つことが当たり前になり、

日本のGDPが一気に伸びました。

 

当時は、現在のようなモノ余りじゃなかったので、

家や車や家電といったモノを所有することが

幸せの象徴だったこともあり、

なおのこと急速に普及していったのでしょう。

 

そして、この時に急速に普及していった住宅が

公団住宅であり、ハウスメーカーの商品住宅です。

 

いわば、コストと工期を圧縮した

大量生産型の家が普及したというわけですね。

総二階建てならでは、の家族間でのプライバシーも考慮した

(1階が団欒・2階がプライバシー)

という触れ込みも当時は画期的だったのだと思います。

 

そんなわけで、今や家を持つことは

国民の夢ではなく当たり前となっているのですが、

では、今なお大量に建てられている

高度成長期以降に急速に普及した商品住宅は

ほんとうに暮らしやすいのでしょうか。

 

現在のライフスタイルに

合致していると言えるのでしょうか。

 

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長期視点で考えるのが鍵

 

これらの制度が出来た当時と比べ、

現在はいろんなことが変化してきています。

それゆえ、それらに合わせて家のカタチも

見直すべきではないでしょうか。

 

例えば、家は2階建てが当たり前ですが、

長寿化しつつある現在、

そこに50〜60年住む可能性が高いことから

ホントは平屋にすべきではないでしょうか。

 

子供たちはやがて家を出ていくし、

歳をとれば足腰も弱ってきて、

2階に上るのが億劫になる可能性が高く

そうなれば2階につくった部屋は

使わない無駄な部屋になるからです。

 

また、子育て期間中のことを考えても

子供部屋が1階にあった方が

確実に使い勝手がいいと思いませんか?

 

1階に子供部屋があれば、

わざわざ2階まで荷物を持ち運びしなくていいので、

自分の部屋に

荷物を片付けてもらいやすくなるでしょうからね。

 

そんなわけで、

これまでの時代に沿ったままの常識に従うのではなく、

これからの時代に沿った考え方のもと

家づくりに取り組んでいただきたいと思います。

 

そんな家づくりが出来れば、

より暮らしやすく、より幸せで、より充実した日々を

きっと送ることが出来ると思います。

 

広島市、廿日市市で注文住宅をご検討の方は、

私たち住研社にご相談ください。

 

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