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続く建築費高騰への対策を考える
続く建築費高騰への対策
2023.02.17

こんにちは。

住研社の岡崎です。

 

現在の建築費は2、3年前と比べて

300万円~500万円上がっています。

 

その理由は主に、

・輸入木材不足によるウッドショック 

・コロナ渦による工場稼働停止や原材料不足

・ロシアのウクライナ進行による原油価格の高騰

・円安によるインフレ

・人件費の上昇

です。

 

今後も、

建築費の上昇は避けられそうにありません。

 

そうなれば上がった分だけ

自己資金を入れない限り、

単純に毎月の返済にその負担が

のしかかってきます。

 

住宅ローン固定金利35年返済で考えると、

100万円ごとに約3,000円前後

月々返済負担が増えるので、

この上昇分をすべてローンで賄うとしたら、

約9,000円~15,000円も

毎月の返済が上がってしまうと

いうことですね。

 

物価は上がれど賃金が追い付いていない現在、

この負担増を少しでも和らげるために、

固定金利に比べて金利が安い

変動金利を選ぶ方が結構いらっしゃいます。

 

変動金利か固定金利か

 

変動金利は固定金利に比べて

銀行に支払う手数料も少なく、

その分、家に予算を回せるという

メリットもありますしね。

 

もちろん変動金利を選んだとて、

変動金利の最大のリスクである

「金利の上昇」に直面し、

急激に返済負担が上がるという事は、

今の段階では考えにくいので、

少しでも金利を低くし返済負担を下げるのも

一つの手ではあります。

 

とはいえ、現在の円安に傾いた状況は、

日本経済を上向きにさせる要因であることも

一つの事実だと思っているので、

手堅く固定金利を選ぶことも

選択肢の一つだと考えています。

 

では、ただ単純に毎月の返済負担が

上がってしまうだけの固定金利を選ぶとしたら

一体どのようにすればいいのか。

 

返済期間を長くする

 

住宅ローンの金利は「複利」で計算されるため、

期間が長くなればなるほど、

支払い利息が雪だるま式に膨らんでいってしまいます。

 

セオリー通りに考えると返済期間を

長くするなんてことは

もってのほかの行為であり、

むしろ頭金をたくさん入れ、

積極的に繰り上げ返済を行うことで、

なるべく期間を短くすべきです。

 

しかし、そうは言っても

増えない給料のことを考えると、

毎月の負担が上がってしまうのは、

それこそ「貯金」をする余裕すら

奪ってしまうことになります。

 

そして「貯金」できる余力がなくなれば、

長期積立投資を行うことすら

できなくなってしまいます。

 

「複利」の効果を活かす

 

仮に返済期間を5年延ばすと、

借入金額にもよりますが、

返済負担が約1万円軽減されます。

 

また、住宅ローン金利の中には

掛け捨ての生命保険料が含まれており、

返済期間が長くなるということは

この保証期間も長くなるということだし、

もしものことが起こった時も、

家族に「住む場所」というかけがえのない資産を

残してあげることができるので、

家を建てた段階で、

現在加入している生命保険を

すべて見直してもいいと思います。

 

そして、この浮いたお金を

先程の返済期間を長くしたことによって

浮いたお金とともに、

「長期積立投資」に回してください。

いや、回し続けてください。

 

NISAのイメージ

 

なぜ、そうして欲しいのかについては、

「複利」の効果を活かして欲しいからです。

できるだけ期間を長くすることによって

お金を雪だるま式に増やすという効果を。

 

また、長期積立投資が皆さんにもたらす利回りは、

間違いなく住宅ローン金利より

はるかに高いからです。

 

つまり、高々1%前後の住宅ローン利息を

必死に圧縮するよりも、

その数倍以上の利回りが期待できる

長期積立投資にお金を回した方が、

圧倒的に手元に残るお金が増える可能性が

高まるということです。

 

というわけで、こんな時代だからこそ、

お金の知識もつけていただくことで、

賢く家を持ちましょう。

 

私たちがそのお手伝いをさせていただきます。

広島市、廿日市市で注文住宅をご検討の方は、

私たち住研社にご相談ください。

 

【関連記事】

 

●住宅ローン金利の考え方と対処法 2023/01/13

 

●住宅ローンの経費について 2023/1/12

 

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