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ヒートショック防ぐ快適な室内に欠かせない3つの工夫
ヒートショック防ぐ快適な室内に欠かせない3つの工夫
2023.09.14

家の中の急激な温度差によって

血圧が大きく変動することで

心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことを

「ヒートショック」と言いますが、

これによって命を失う方の数は

交通事故の3倍以上だと言われています。

 

ヒートショックイメージイラスト

 

実際、今でも一軒家で暮らす多くの家庭が、

冬にお風呂に入るとなれば

極寒の脱衣室でブルブル震えながら服を脱ぎ、

一目散で暖かい湯船に飛び込み、

冷えた体を温めていると思いますが、

これから家を建てる皆さんは、

そんな暮らしとは無縁の暮らしを送りたいですよね。

 

こんにちは。

住研社の岡崎です。

 

では今回は、そんな快適な住まいをつくるためには

どうしたらいいのかについて

お伝えしていきたいと思います。

 

3つあるのですが、

お施主様の理解なしでは3つ全てを網羅出来ないので、

ぜひこの機会に覚えておいていただければ幸いです。

 

家の断熱性と気密性を強化する!

 

快適な住まいをつくる上で

まず基本となるのが断熱と気密の強化です。

 

家の断熱イメージイラスト

 

断熱を強化する理由は、

外気の影響を受けにくくするためですね。

暑い夏は外から入ってくる熱を防ぐことで、

寒い冬は外から入ってくる冷気を防ぐこと、

という感じでしょうか。

 

そして、気密を強化する理由は、

空気が外へ逃げていくのを防ぐためですね。

暑い夏は冷房で冷えた空気を外に逃さないことで、

寒い冬は暖房で暖まった空気を外に逃さないこと、

という感じでしょうか。

 

この2つを強化すれば、

家全体に空気が流れやすくなり

家の中の温度差を最小化出来るため、

昔の家のように脱衣や風呂が

激寒になることも激暑になることもない、

というわけですね。

 

今やこれらは当たり前となっているのですが、

とはいえ、

実際はこれだけでは充分だとは言えなくて、

これに付加して間取り面でも工夫が必要となります。

 

廊下をなくす!

 

廊下のない家イメージ画像

 

まず、1つ目の間取りの工夫がこれです。

廊下が出来ると廊下が空気を遮断してしまうし、

実際、昔のお家が寒かったのは、

断熱と気密の悪さもありますが、

それと同時に無駄に廊下がたくさんあったからです。

言い換えるなら、

廊下が断熱材的な役割を果たしていたというわけですね。

 

廊下に通じるドアを開けっ放しにしていたら、

なんとなく空気が逃げているような気がしてしまうため、

反射的に閉めちゃいますしね。

 

ゆえ、断熱と気密の強化と共に

廊下をなくす設計をすることも、

快適な住まいをつくるためには

欠かせない要素だというわけです。

 

廊下をなくせばその分床面積が小さくなり

家のコストを抑えられるし、

ドアの本数やスイッチの数も減らすことが出来るので

さらにコストカット出来ますしね。

 

また、空気の分断を防ぐためには、

平屋が建てられるのであれば、

2階建てではなく平屋にすべきです。

2階建てになれば、

階段によって上下階の空気が分断されてしまうからです。

かつ、2階建ての場合、廊下も多く出来やすいからです。

 

以上のような理由から、

弊社では「廊下のない平屋」をおすすめしているわけです。

 

水回りも日が当たる場所に!

 

日の当たる洗面脱衣室

 

そしてもう1つの間取りの工夫がこれです。

ほとんどのお家が脱衣場やお風呂を

北に配置しているのですが、

これこそが脱衣場やお風呂を寒くしている

最大の原因ではないでしょうか。

 

最近は、共働きが常識化していることもあってか、

室内干しをしたいという奥さんが

急激に増えていますしね。

 

そんなわけで、

基本的には日光が射し込む場所に

洗面や脱衣場をつくるようにしているのですが、

こうすることによって

水回り特有のジメジメ感もなくなり、

カラッとした状態を保ちやすくなるし、

明るくて清々しい場所で身支度することも出来ます。

 

カラッとした脱衣になれば、

脱衣室にフェイスタオルやバスタオルはもちろん、

下着やちょっとした着替えまで

置けるようになりますしね。

 

いかがでしたか。

間取り面での2つの工夫は意外だったかもしれませんが、

「言われてみると確かにそうだなあ」

という感じじゃありませんか。

 

というわけで、若干非常識ではあるかもしれませんが、

より快適な住まいにするためにはこんな方法もある、

ということをぜひ覚えておいていただけたらと思います。

 

広島市、廿日市市で注文住宅をご検討の方は、

私たち住研社にご相談ください。

 

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