住むりえ広島市・廿日市市で注文住宅のご相談は住むりえ

ウッドデッキを作る際の注意点
ウッドデッキを作る際の注意点
2023.03.16

こんにちは。

住研社の岡崎です。

今回は、

ウッドデッキをつくる際の注意点について

お話したいと思います。

 

ウッドデッキやテラスは、

注文住宅を検討される方にとって

憧れのアイテムではないでしょうか。

 

そこでバーベキューをしたり、

そこで子供たちを遊ばせたり、

そこで本を読んだりひなたぼっこをしたり、

想像しただけでも

マイホームの夢が広がりますよね。

 

しかし、せっかく高いお金を出して

作ったにもかかわらず、

ほとんど使っていない・・・・

という方が決して少なくないというのも

また一つの事実です。

 

そして、その一番の理由は、

「あまりにも周囲から丸見え状態になるから」

なのですが、

せっかくウッドデッキをつくるのだったら、

思い描いている夢を実現させたいですよね。

 

ではそのために、

まずはウッドデッキの現実から

考えていってみましょう。

 

使えないウッドデッキ

 

ウッドデッキのイメージ

 

まず、南側接道の土地から考えてみます。

なんせ、この土地は100%使えないウッドデッキ

つくってしまう土地ですからね。

 

南側接道の場合、南にリビングを配置することが

当たり前となっっているため、

必然的にウッドデッキも

南につくることになりますが、

この結果、

歩く人、自転車で通る人、車を運転する人、

そしてご近所さんから、

常に丸見えのウッドデッキが

出来上がってしまいます。

 

想像してみてください・・・

こんな丸見えのところで

バーベキューができるでしょうか。

 

道路がすく目の前にあるような場所で、

子供たちを安心して

遊ばせられるでしょうか。

 

こんな丸見えの場所で

読書やひなたぼっこを楽しめるでしょうか。

 

丸見えのオープンな状態で

ウッドデッキをつくってしまうと、

これらが実現できなくなってしまいます。

 

また、これらを実現するための

現実的な解決方法は、

目隠しや塀や植栽をつくることで、

周囲から視線を遮断することですが、

これはこれで、

外構工事にとんでもない費用が

かかってしまうことになるし、

敷地も、より広く必要になるため、

土地取得費用にまで余計なコストが

かかってしまうことになります。

 

続いては、西側・東側接道の土地について

考えてみます。

 

これらの土地では、

基本的に道路面にウッドデッキをつくりません。

なぜなら、リビング、大きな窓、ウッドデッキは

南につくるものだと思い込んでいるからです。

 

それゆえ、南側接道に比べると、

周囲からの視線の気になり度は低くなります。

 

しかし、

この場合も道路面からの視線を遮断する工夫、

つまり目隠しや塀や植栽などをしないと

プライバシーが完全に担保された状態に

ならないので、

外構工事により多くのコストが

必要になります。

 

また、これらの土地の難点は、

家の南側が日影になる場合が

多いことなのですが、

そうなれば、

せっかくウッドデッキをつくっても、

日差しや光がそこに注がれにくくなってしまいます。

 

結果、薄暗く心地よい場所ではないことを理由に、

使わないまま放置される状態に

なりやすいというわけです。

 

では、北側接道の土地はどうなのでしょうか。

 

北側接道の場合、

敷地が南北に長い形状をしていると、

家の裏側になる南に

お庭がつくるだけのスペースを

残しやすくなります。

 

そして、この場合、

塀や目隠しや植栽などに

それほどコストをかけることなく、

プライバシーがそれなりに担保された

ウッドデッキをつくることができます。

 

また、道路に飛び出す心配もないため

安心して子供たちを遊ばやすくなります。

 

しかし、西側・東側接道と同様に、

多くの場合、南に建つ隣家との距離が

それほど取れない場合が多く、

そうなれば、ウッドデッキどころか

リビングまでも薄暗くじめじめした空間に

なりやすいのが、

この北側道路のもつ特徴でもあるのです。

 

そもそもの前提、固定概念を変えること

 

プライバシーが担保されたウッドデッキ

 

これまでの話は全て

リビングを一番南につくり、

かつその延長線上に

ウッドデッキをつくることを前提として

お伝えしてきました。

 

ですが、結論から申し上げると、

この前提の間取りで

家を建ててしまうこと自体が、

ウッドデッキを使えなくしてしまう

大きな原因なのです。

 

それゆえ、

この固定概念を一旦白紙にした上で、

間取りの検討を進めていただくことが、

使えるウッドデッキをつくる

最良の方法になります。

 

そこはプライバシーが担保された、

とっても心地よい空間にとなります。

サンサンと光が降り注ぐ最高の空間です。

 

子供たちを伸び伸び遊ばせてください・・

読書や、ひなたぼっこをしてください・・

バーベキューを存分に楽しんでください・・

空を眺めて、ぼ~っとしてください・・

四季を感じ、時間の経過を愉しんでください。

 

せっかく高いお金を出して

ウッドデッキをつくるのですから、

こんな贅沢な時間と、豊かな時間を過ごせる、

素晴らしいデッキづくりをしましょう。

 

広島市、廿日市市で注文住宅をご検討の方は、

私たち住研社にご相談ください。

 

【関連記事】

 

家づくりの前提を見直す~向き 2023.02.11

 

南向き土地信者が陥る罠 2023.01.27

 

【この記事以前の投稿】

 

お金に困らず暮らし続けるために必要な3つのコト 2023.03.11

 

家を建てた方がいい~その理由 2023.03.10

 

住宅ローン40年返済という選択 2023.03.09

 

 

SIMPLE NOTEページへリンク_2

 

Pitarie_ピタリエへリンク_banar_1

 

住むりえ不動産情報専門サイトへリンク

▲ 土地探しは、住研社グループの不動産情報専門サイトで!▲