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損失回避マインドと家づくり
損失回避マインドと家づくり
2024.02.17

人は「得をする」ことよりも

「損をする」ことに対して

過剰に反応する生き物だと言われています。

 

要は、本能的に損失を回避しようとする

生き物だというわけです。

 

例えば、100円玉を投げて、

表が出たら10万円が手に入り

裏が出たら5万円を失うという

賭けがあるとした場合、

確率論的に考えると、

この賭けには本来乗るべきですよね。

表と裏が出る確率は50%だからです。

 

つまり、この賭けを2回やった場合、

どっちも勝って20万円得をする可能性と、

どっちも負けて

10万円損をする可能性もあるものの、

確率論的には半々になって

5万円得をする可能性が一番高いので、

乗るべきだということなのですが、

しかし、頭では理解していながらも、

本能的にそうは出来ないのが

人ってもんですよね。

 

損失回避マインドイメージ

 

実際、自分だっていざこの勝負を目の前にすると、

おそらく怯んでしまうでしょう。

 

こんにちは。

住研社の岡崎です。

 

だって、もしかしたらどっちも負けて

10万円損しちゃうかもしれませんからね。

そんなことになる可能性があるぐらいなら

最初からやらない方がマシだと

思ってしまうのが普通ですよね。

 

そんなわけで、どうやら僕たちは

損をする可能性があるものには、

なかなか思い切って挑戦しにくいように

なってしまっているようです。

 

実際、貯金に関しても、

全く増えないと分かっていても

絶対に減ることはないので、

とりあえず銀行に預けておけばいい

というのもこの損失回避マインドだし、

保険に至っては、

長くかけておけば損をしないどころか、

もしもの時の補償まで備えているわけですしね。

 

そら、みんな

海のものとも山のものとも分からない積立投資よりも

こっちを優先するのはごく当たり前だと思います。

 

まあ、そうは言っても、

これから先をお金の不安をなく生きていくためには、

銀行預金や保険を掛けつつも

積立投資もしていかないといけないので、

弊社で家を建てる方には、

半ば強制的にオススメさせていただいていますけどね。

 

家づくりにおける損失回避

 

そして、こと家づくりにおいても、

この損失回避マインドは必ずあります。

 

後悔するぐらいならイメージ

 

と言っても、金銭的なことではなく

「後悔するぐらいなら」ってやつですが。

 

後から出来ないことは後悔しなくていいように

今のうちにやっておこうか、的なやつです。

 

仮にそれらによって

家の価格が上がったとしても、

35年ローンに慣らしてしまえば

毎月わずか数千円の負担で

メンタル的な損失が回避出来てしまうわけです。

 

実際は、

今後この負担増がボディブローのように

地味に効いてくるわけなのですが。

 

この代表的なものが、

「部屋の数」や「部屋の広さ」ですね。

 

もし、子供がもう1人出来たら。

もし、誰かが泊まりに来たら。

もし、親と同居になったら。

もし、荷物がもっと増えたら。

もし、収納が足りなかったら。

 

と考えたら、予算的にいけそうなら

それらに備えておいて損はない

と思ってしまいますからね。

 

まだまだ、他にもいっぱいありますけどね。

 

まあ、予算的に問題ないなら、

やりたいことをガンガン詰め込んでいただいても

いいと思います。

 

あくまで問題なのは

その損失回避マインドを満たすために、

予算的な無理をしてしまうことなので、

なかなか難しいことではありますが、

そのバランスをとりながら

家づくりをしていただけたらと思います。

 

個人的には、

勢いに任せて一気に進むのではなく、

世間に溢れた様々な情報を

自分たちの中で咀嚼(そしゃく)しながら進めるために

ゆっくりと時間を取ることも

大事なのではないかと思います。

 

広島市、廿日市市で注文住宅をご検討の方は、

私たち住研社にご相談ください。

 

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