注文住宅を検討する際、
キッチンやお風呂を見た目だけじゃなく、
使いやすさや掃除のしやすさもこだわるように、
本体である家に関しても
見た目以上に使いやすさや掃除のしやすさも
こだわりたいという方が多いのではないでしょうか。
ゆえ、弊社では、見た目を美しくするのはもちろん、
それ以上に住まわれる方が使いやすく、
かつ掃除がしやすい住まいづくりを
心がけているわけですが、
では、そのためには一体どのような工夫をしているのか、
について今回はお伝えしたいと思います。
こんにちは。
住研社の岡崎です。
ちなみに今回は、
掃除の負担を軽減する3つの工夫についてです。
弊社の象徴的な特徴なので、
このコラムをご覧いただいた後に
「施工事例」をご覧いただくと
「あー、そうゆうことね」と
ご理解いただけるかと思います。
✓1つ目の工夫「平屋にする」
理由は、平屋にすれば階段がなくなるし、
廊下も少なくしやすいし、
トイレも1つだけでよくなるので、
そもそも家の面積が小さくなるからです。
そして、ワンフロアでバリアフリーにすれば
昼間仕事に行っている時に、ルンバが勝手に
掃除をしてくれるからです。
また、
平屋にすれば部屋や収納が上下で分離しないため、
そもそも片付けがしやすかったり
モノの管理がしやすくなり、
これも掃除の手間が減る大きな要因と
なるのではないでしょうか。
平屋にすれば、窓の掃除だって
2階建ての家よりはるかにしやすくなります。
手の届くところにしか窓が無いわけですから。
✓2つ目の工夫「シンプルな仕上げにする」
要は、使わなくていい部材を
使わないようにすることで、
掃除する場所を減らすというわけです。
例えば、窓には当たり前のように
窓枠という部材が付けられていますが、
この枠の上にも当然ホコリはたまります。
また、窓枠と同じようにドアにも
ドア枠という部材が付けられていますが、
この枠の上にも当然ホコリはたまります。
さらに、窓には当たり前のように
カーテンがつけられていますが、
カーテンを吊り下げるためのカーテンレールにも
当然ホコリはたまります。
ゆえ、弊社では窓枠、
ドア枠、カーテンレールを最小限にし、
掃除の手間を軽減しているというわけです。
この他、対面キッチン前につくる
造作カウンターの天板に関しても、
料理や食器の受け渡しをスムーズにするために、
幅広でつくるのが一般的ですが、
この天板は何かを置くのに
ちょうどいい高さであることから、
「あれよこれよ」という間に
いろんなものが陳列されていき、
とてもじゃないけど料理の受け渡しなんて
できる状態じゃなくなっているご家庭が
多いのではないでしょうか。
ゆえ、弊社ではこのカウンターの厚みを
かなり薄く仕上げることで、
モノを置きにくくするという工夫も
したりしています。
✓3つ目の工夫「窓を最小限しかつくらない」
そもそも平屋にすれば、
窓掃除が随分しやすくなるのですが、
それと同時に窓の数を
必要最低限に抑えることによって、
さらに掃除の手間を減らすというわけです。
窓掃除は、ガラスやサッシだけじゃなく、
網戸もしなければいけないし、
引き違い窓の場合は、掃除しにくいレールがあり、
思った以上に時間がかかってしまいますから。
そんなわけで、
弊社では最小限の窓で明るさを確保できるように、
カーテンの少ない住まいを
ご提案させていただいております。
そして、カーテンが少ないことで、
カーテンやレールなどの掃除も
少なくてすむ家にしているというわけです
いかがでしたか。
一戸建ての家は、アパートやマンションに比べて
家も広くなるし、窓も多くなるので、
家を維持管理していくための手間がグンと増えます。
なので、毎日少しでも時間にゆとりをもって
暮らし続けていただくためにも、
こういった観点からも
家づくり考えていただければと思います。
広島市、廿日市市で注文住宅をご検討の方は、
私たち住研社にご相談ください。
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